京都のフットサル界で僕がやろうとしていたこと / 第7章 競技フットサルは最高のコンテンツ。

2017/02/01

数年前に、「サルトト」というフットサルの勝敗予想ゲームのサービスがあったのをご存知だろうか。

フットサルネットという老舗情報サイトが提供していたサービスで、Fリーグなどの試合の勝敗を予想してポイントを稼ぎ、高得点者にはフットサルグッズなどの賞品が当たるというものだった。

じつはこれと似たようなものの実現を、僕は考えていた。
スポーツくじ「toto」にフットサルの試合を組み込むことが出来れば、フットサル界に明るい未来があるのではないかと、真剣に夢見ていた。

現在のFリーグに、未来はあるか。

近い将来、Fリーグが完全プロ化する見込みがあると考えている人は、どのくらいいるだろうか。この10年でFリーグは一体、何が変わったのだろうか。これから先、チームや選手の努力で今よりもアリーナへ集客できるようになれば、今よりもチーム数を増やすことができれば、Fリーガーの待遇が変わっていくと本気で信じている人が、どれだけいるだろうか。

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今のままでFリーガーの収入や生活やセカンドキャリアが劇的に改善できるとは、僕には到底思えない。

全国リーグがそんな有様で、地域や都道府県が発展するはずもなく、頼みの綱は、「幼少期のフットサルはサッカーにとても有効」という一点だけだ。

ギャンブルではなく、投機。フットサル版「toto」。

toto」は本来、スポーツ振興を目的としたくじだ。
スポーツくじという名称なのは、サッカーにとどまらず様々な競技にも適用できるように、幅を持たせたのだろうと推測している。現在、「toto」の売り上げは平成25年から3年連続で年間1,000億円を超えており、その半分の500億円から経費を差し引いた収益のうち1/3が国へ、2/3の数百億円がスポーツの普及や強化のために使われている。

ここから先は僕の夢物語なので、「こいつアホちゃうかな」ぐらいの感覚で読んでいただきたい。

この「toto」をプラットフォームに、フットサルをコンテンツにしたとしたらどうだろう。
Fリーグに限らず、地域リーグや都道府県リーグも個別にベットの対象にする。
観客や視聴者の熱の入り方は、明らかに変わるはずだ。順位がほぼ決まってしまった状況の消化試合も、観る人によっては運命の一戦になる。
需要が増えれば、観戦チケットの値段も値上げできる。フットサルは今のところ比較的予想を的中させやすいスポーツだが、もしかすると予想屋のような職業もできるかもしれない。戦力に関わる怪我人や移籍情報など、ライターやカメラマンの需要も増えるだろう。

うまくやって売り上げを伸ばすことが出来れば、収益のうちの普及費を使って、Fリーグや都道府県連盟がフットサル専用スタジアムを建てることだって夢ではなくなる。JRAが広大な敷地に立派な競馬場を建てるようにだ。動画の視聴回数やメディア露出も増えることで、今よりもはるかに高額の広告収入も見込めるだろう。スポンサーはようやくこのマイナースポーツに金を出した見返りを得られるようになる。

強化費を各チームに分配するとしたらどうなるか。
選手の環境は劇的に変わるはずだ。Fリーガーはようやく、夢の職業になる。Fリーガーを目指す子供たちが増えて、育成年代はその多くがフットサルを学ぶようになる。

地域リーグや都道府県リーグでも、人気チームならプロとしてやっていける可能性だってある。

例えばだ。京都府1部のリーグ戦5試合が同日に行われるとする。
お客はその5試合に対して、全試合分の予想(どちらが勝つか、あるいは引き分けか)を事前に予想して、くじを購入する。1試合だけでベットできるようにすると、八百長が起こる可能性があるので複数試合を事前予想するのだ。競馬のWIN5のようなイメージだ。ベットの割合で、それぞれのチームの人気は数値化できる。人気の高いチームには、人気の低いチームよりも強化費が多く支払われるようなバランスの良い仕組みを作ればよい。

toto」をプロ野球にも、という試みは以前にも出たことがあるようだが、今のところ実現はしていない。フットサルはサッカーファミリーなので、野球よりも実現の可能性は高いと感じる。
もしもフットサルが成功して、ほかのマイナー競技も真似れば、日本はスポーツ大国になるかもしれない。

まあそれはともかくとして、競技フットサルはコンテンツとしては最高なのではないかと思うが、いかがだろうか。

 

前回:【第6章 常識は敵。】へ

次回:【第8章 セカンドキャリア問題解決のために。】につづく

 



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