奈良県のバディフットサルクラブは2017年9月24日(日)、奈良県生駒市で行われた関西フットサルリーグ1部リーグ第12節でリンドバロッサ京都を12-2で下し、最終節を待たずして準優勝が確定しました。
また、バディは関西地域第2代表として、クラブ史上初の地域チャンピオンズリーグ(以下 地域CL)出場を決めました。
ホームゲームで素晴らしい雰囲気を作り出したバディ。
バディの岡田監督は強運の持ち主でした。
初の地域CL出場を賭けた試合は、奇しくもホーム生駒市総合体育館で行われたのです。
僕は1試合目のあがりゃんせ対フュンフバインの試合(結果は7-3であがりゃんせの勝利)から観るため、10時頃会場に着きましたが、すでに駐車場は満車状態。クルマをどこに停めようかと困っていると、奈良県フットサル連盟のスタッフさんが来てくれて、停めるところに誘導してくれました。ホスピタリティがすごいな、奈良県。
バディの試合前になると、さらに沢山の観客が詰めかけた。
2試合目が間もなく始まるという段階になると、会場には多くの観客が詰めかけ、あっという間に客席は超満員に。
小学生、中学生、そしてその親御さんと思しき方々。中学生から高校生ぐらいの女の子たちや、かなりご高齢の方々まで。あきらかに先ほどとは客層が違います。そして皆さん手に応援用のバルーンスティックを持って、膨らませています。
あちこちから聞こえる、「濱コーチ!」の声。
ああ、このチームは子供たちや親御さんや、地域の方々に愛されているんだなと。
ハーフタイムには微笑ましいチアガールの応援。
ハーフタイムには、地域のチアガールがダンスを披露してくれました。
曲をかけるのを少し間違えたりしていましたが、小さな女の子たちの可愛らしくて微笑ましいダンスに、目じりが下がりました。
将来うちの娘にもさせてみようかな。
試合は序盤からバディのゴールラッシュに。
リンドバロッサは序盤から徹底したハイプレスを仕掛けてきました。前に3枚、距離をおいて後ろに1枚という、1-3システムとも呼べるほど1on1に特化したリンバロのハイプレスを、バディはことごとく回避してチャンスにつなげました。
昔よりも体格が良くてフィジカルの強い選手が揃った印象のバディ。
リーグ屈指のフィジカル自慢のリンバロと比較しても、まったく引けを取りません。
それでいて、しっかり走るハードワークの伝統は継承している。
リンバロのハイプレスは間延びしてしまい、バディの数的優位が何度も生まれました。
濱コーチの謙虚さは半端ない。
関西1部リーグ得点王争い、ダントツでトップを走るバディ23番の濱口選手は、結局この試合6ゴール。
教え子やサポーターが沢山来ている中、6度のゴールシーンにも全く観客席に愛想を振らず、ガッツポーズもすごく控えめ。
謙虚すぎる。そして好感度高すぎる。
バディの地域CL出場には、僕なりに感慨深いものがあった。
年寄りになると昔話が多くなってきて嫌なのですが(笑)、たしか2009年2月に行われた関西チャレンジの決定戦(関西リーグ昇格を決める試合)が、このカードだったのです。
八幡市民体育館で行われたその試合、僕は京都府の運営者として、3-1でリンバロがバディを下す瞬間をピッチの隅で目撃しました。
当時、相井忍選手(現シュライカー大阪)を筆頭に、強烈な個を持つ選手をずらりと並べたリンバロ。実力的にはリンバロの方がバディよりも数段上でしたが、最後まであきらめない姿勢と、アウェイなのに会場の空気全体をバディ一色にした応援に、驚愕した記憶があります。2-1になった時は、会場の誰もが番狂わせの可能性を感じたのではないでしょうか。
そんなバディが、ピッチもベンチも会場も全てを巻き込んで一体感をもって、この日はリンバロに12-2の大差で圧勝したのです。
観客席の僕の前に座っていたのは、2009年当時バディのゴールマウスを守っていたゴレイロとその娘さんでした。
バディのようなチームがあれば、地域リーグはこれからますます盛り上がっていくと思います。
奈良のフットサル仲間達の心意気がすごい。
バディをスマホから支援することができるようです。
これは、バディ関係者ではなく、奈良のフットサル仲間が立ち上げたフレンドファンディングだそうです。
スマホアプリ「polca」でするようです。僕も取ったのですが、うまくできなかったので後日やってみます。
https://polca.jp/projects/rtpxl85bT8w
バディフットサルクラブと、バディを応援されている皆さん、奈良県フットサル連盟の皆さん、準優勝おめでとうございます。
今日も最後までお読みいただいてありがとうございました。
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