2017Fリーグ第2節の注目の試合、バルドラール浦安とペスカドーラ町田の試合の後半だけを、AbemaTVで見ました。
僕の立場は、ほぼ中立の立場。
どちらも好きなチーム、どちらにも肩入れしたい。
町田は現段階で浦安よりも完成度は高いと言えるだけに、浦安を圧倒した形で、勝利で終わらせなければならない試合だったと言えます。聞くところによれば、前半はそういう感じで進んだようですね。
逆に浦安は高橋健介監督新体制でシーズン序盤は苦しむとしても、当然優勝争いを視野に入れての戦いであるわけで、個々の選手の経験値から言っても町田に差を付けられるわけにはいきません。ホーム開幕戦で恥ずかしい試合はできないし、当然勝ちにこだわりたい試合であるわけです。
以下のツイートは、AbemaTV公式ツイッターによる、この試合のハイライト映像です。
次節は #湘南ベルマーレ vs #名古屋オーシャンズ を25日(日)に無料生中継します
視聴&通知予約▷https://t.co/dUZUNfz9RX@fleague_t @fl_mobile @tvasahi_soccer pic.twitter.com/GshH2bdurd— AbemaTV@今日の番組表から (@AbemaTV) 2017年6月18日
中立の立場から後半のライブとハイライトだけを見たこの試合の感想
ライブと言ってもちらちら展開を確認するだけのなまくら観戦で、しっかりと見れなかったのが残念です。ハイライトは結構しっかり見ました。
AbemaTVの中継試合はレフェリーが大変そう。
中継があるということもあってか、選手のテンションは高目でしたね。
お互いに絶対に負けたくない、意地とプライドがある。
ラフプレーのファウル基準が難しそうに見えました。
当然、レフェリーが主役になってはいけないし、第2PKによる決着と言うのも寒い話です。そんな難しい状況の中で、全般に素晴らしいレフェリングでしたね。
右利きアタッカーの左サイド縦突破はトゥキックがアリですね。
町田10番 森岡薫選手のカウンターからの1点目、若干アウトにかけたトゥキックは浦安6番 荒牧選手もゴレイロ藤原選手も想定外のタイミングといったところでしょうか。森岡選手の凄いところは、キックフェイントかドリブルのタッチなのかシュートなのかの見分けがつかないところ。ディフェンスは間に合っていても、うかつに奪いにもいけないしスライディングもできないのです。
浦安の1点目、9番 星翔太選手もこれまたカウンターからのゴールですが、華麗なダブルタッチでディフェンスを交わして町田ゴレイロ イゴール選手と駆け引きする前にグラウンダーのトゥキックで股を狙うという最上級のタイミングと技術。いいものを見せていただきました。
浦安に足らないのは泥臭さ。
町田は常にシュートパスとセグンドパウを狙っていて、セグンドパウ以外にもゴレイロの前で合わせるというポジションに誰かが必ず入ろうとしています。前半の金山選手が合わせた2点目もアザーサイドですね。守備はシュートもシュートパスも警戒しなければならず、的を絞りにくいわけですね。
浦安にはそういう泥臭い狙いが全体的に少ないように感じました。
攻撃がシュートで終わるのは良いけれど、それだけではやはり足らないでしょう。そういう役割を担っていた、引退した小宮山選手の穴は、なかなか埋まらないのでしょうか。しかし、残り1秒の同点ゴールはそういう泥臭さが生んだゴールで、とても良かったと思います。
勝点2を失った町田と、やりたいことはできなくとも負けなかった浦安。
バルドラール浦安 |
2 |
– |
2 |
ペスカドーラ町田 |
Bardral URAYASU | 0 | 1st | 2 | PESCADOLA MACHIDA |
Kick Off | 2 | 2nd | 0 |
町田側の立場で見ると、あとほんの数秒で手にすることができた2連勝を目前にして、負けたような喪失感のある引き分け。
浦安側の立場で見ると、絶体絶命の窮地に立たされた逆境を覆して同点に追いついた、価値のある引き分け。
どちらも勝てなかったという事実は変わらないのですが、立場が違うだけで、その結果の見え方は変わります。
中立の立ち位置からの見え方はこうでした。
試合終了間際、浦安のパワープレーのミスから町田の10番 中井選手がボールを奪ってゴレイロのいない浦安陣内へ持ち込んだ場面。
中井選手が早い段階でシュートを打てば入るかもしれないけれど、外すかもしれない。外せば残り5秒ぐらいを残して浦安ボールに。そうなるのは避けたい。浦安のディドゥダ選手の戻り方、距離感、ポジショニングからして、あの位置からシュートを打ってもひっかかりそうな気もするのでもう1つ2つ持って揺さぶるほうがいい。実際に中井選手もそうしたのかなと。
浦安の8番 加藤竜馬選手の戻りが恐ろしく速く、そしてチャージも(ファウルか!?)と思うようなチャージでしたが、うまく肩で行っているのと、あれがファウルならこの試合は第2PKが4,5本行われていてもおかしくないでしょう。それぐらいタフな試合でした。
逆に奪った後の浦安のカウンターが素晴らしい。
加藤選手から星選手への正確な縦パスのコントロールと程よいスピード。そして見事に中に折り返した星選手の右足ダイレクトパスの技術。そして20番 野村啓介選手のヘディングによるゴール。この試合全般に浦安に足らないと思っていたゴレイロの前での泥臭い合わせ方のお手本のようなゴールでした。
しかもAbemaTVで放映されている試合で、1-2で負けている浦安のホームゲーム。
残り1秒で絶体絶命のピンチを一転して同点に追いつくというこれ以上ないほどのドラマティックな展開。
観客が1000人に満たなくても、溢れるパッションが画面から伝わってくる程よいサイズの浦安の体育館。
これがフットサルですよ!
毎週、どこかの会場で、この興奮が待っているんです!
ああ、ライブで観に行きたいー!
というのが、僕の立ち位置からの感想です。
見える世界は人それぞれ。
あなたのいる場所からは、どう見えましたか?
今日も最後までお読みいただいてありがとうございました。
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