蹴美アートの作り方(その2)世界に一つだけの背景を作る

背景を作ります。

デザインに統一感を持たせるため、まずは色を決めましょう。僕がよくやる手法は、ユニフォームから色を抽出する方法です。

まずは人物を切り抜こう

モデル:金子 勝美 選手

今回はこちらの写真を使わせていただきます。
モデルは北信越フットサルリーグ1部に所属するプリマサーレ上越の金子勝美選手( @primasale_11 )です。

写真の不要な部分を削る

長方形選択ツールで全体が入るように囲みます。

続いて[イメージ][切り抜き]で四角く切り抜きます。

removebgで切り抜く

つづいてremovebgで切り抜いてください。一瞬でできます。

僕はPhotpshop用のAPIを使っているので(有料:月/1,000円程度)、解像度が高ければ高いほど高精細に切り抜けます。

切り抜きました。
観客席から撮った写真ですし、解像度が低いのでこんな感じです。(プロのカメラマンさんがピッチレベルで撮った写真なら、感動モノの蹴美アートが作れます。)

本来なら髪の毛などの調整をするのですが、今回は背景の作り方なので省略しますね。

remove.bgレイヤーを普通のレイヤーに変換する

remove.bgというレイヤーを右クリックして、[スマートオブジェクトに変換]をクリックします。

もう一度remove.bgレイヤーを右クリックして、[レイヤーをラスタライズ]をクリックします。

この時点でPSDファイルとして保存しておいて良いかもしれません。

背景を作ろう

それでは背景を作っていきましょう。

新規ファイルを作成

今回はインスタ用に、960×960px(ピクセル)の正方形で作ろうと思います。

新規ファイルに、先ほどremovebgで切り抜いた画像を配置します。ドラッグ&ドロップでできます。

元画像の解像度が低いので小さめですね。移動ツールで大きさを調整しながら、位置も調整します。

スポイトツールで色を抽出

ユニフォームから色を抽出します。

カラーピッカー(図の指している部分)を開くと、ポインタが自動的にスポイトツールになるので、ユニフォームの明るい部分をクリックして色を抽出します。

描画色を一旦この色にして、背景色は白(#ffffff)にします。

雲模様を描く

[レイヤー1]レイヤーを選択した状態で、
[フィルター][描画][雲模様1]をクリックします。

ブラシをインストールしよう

ブラシをインストールします。僕が良く使うのはBrusheesyです。

有料のものはクオリティが高いですが、無料のものでもとても良いものが沢山あります。

蹴美アートはグランジ(よごれ)とか爆発とか粉とか煙とか、そういったランダムなブラシをよく使います。検索ワードは「grunge」「powder」「splatter」「explosion」「watercolor」などです。

今回はこのブラシをインストールします。インストール後のブラシの読み込み方は環境によって変わると思うので、皆さんで頑張ってみて下さい。

ブラシで自由に描画していこう

新規レイヤーを追加します。
カラーピッカーで色を変えながら、ブラシツールで先ほどインストールしたブラシやほかのブラシで、種類やサイズを変えつつ描いていきます。

注)レイヤーは何枚でも色を変えるごとに追加したほうが良いです。「この色は必要なかったな」というときに、そのレイヤーだけ削除すればよいからです。

今回はアクセントカラーに、ユニフォームの胸にある緑色も使ってみました。

世界に一つだけの背景が完成

最初の雲模様の名残はありませんが、一番下のレイヤーには雲模様を入れておいた方が良いです。

だんだんアートっぽくなってきましたね。

次回はいよいよ、画像に深みを出す作業です。お楽しみに。

今日も最後までお読みいただいてありがとうございました。



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