名古屋オーシャンズの1次ラウンド敗退には兆候があった(?)

3月10日から行われている第22回全日本フットサル選手権大会で、名古屋オーシャンズが1次ラウンドで姿を消した。

1ラウンドでは4チーム6グループのリーグ戦を行い、各組1位のみが決勝ラウンドにコマを進める。

グループEの同組には名古屋オーシャンズの他に、湘南ベルマーレ(Fリーグ10位/神奈川県)、SWHフットサルクラブ(関西地域第1代表/兵庫県)、東温ケイルース(四国地域代表/愛媛県)がおり、この組から勝ち上がったのは5-4で名古屋を下した湘南ベルマーレだった。

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当たる木村予想(!?)今回も予想してみた。

巷では、「当たる木村予想」と呼ばれているとかいないとか。
予想がちょっと当たると人は饒舌(じょうぜつ)になるもので、この記事もその類(たぐい)である。

2日目を終えた時点で、1次ラウンド最終日の対戦をより楽しむために、例によってツイッターで予想した。

結果、グループDが外れたが、それ以外の勝敗予想は当たった。

A浦安、B府中、C大分という予想。

A~Cの予想は、プロ意識の差でそれぞれが勝つという予想だった。プロ意識の差といっても、自分が得られる情報の範囲内で感じる印象であり、部外者の想像なのでなんの信ぴょう性もない。

ちなみに僕が考えるプロ意識を持つチームの定義は、次の3つのポイントをしっかり押さえているかどうかだ。

プロ意識を持つチーム、3つのポイント

  • チームに確固たる規律や規範があること。
  • チームがその大会において明確な目標を持っていること。
  • チームが逆境に立たされた時に全体を引っ張れる選手や指導者、メンタルタフネスを持つ選手が一人以上いること。

最も難解だったグループD。

最も難しかったのはDのFリーグ対決。フウガドールすみだ対エスポラーダ北海道だ。

プロ意識は互角。
会場は大阪。お互いに地の利も無い。
一発勝負の試合に大切な切り替えのスピードも、五分五分だ。
得失点差的なメンタル面ではすみだに分があるが、たった1点でそのアドバンテージは逆転する。

セットプレーの手数(キックインやコーナーキックなど)において北海道が勝るのではないかと考えたが、すみだの若い力(田村 佳翔選手、清水 和也選手など)にまで浸透したフウガイズムが、結果的に僕の想像を超えた。

グループE、名古屋の敗戦を予想した理由。

グループEについては、初日から非常に興味深く試合の流れを見ていた。

初日は、湘南(7-1)SWH、名古屋(13-1)東温という結果。
SWHがそこまで大差で敗れるとは思わなかったが、まあ順当な結果ではある。

そして2日目、湘南(15-0)東温という結果を受けて、僕の興味は名古屋対SWHに集中した。
SWHにとってみれば、日本唯一のプロクラブとガチの舞台で戦えるのである。ひと泡吹かせられれば面白い。2年前の地域リーグチャンピオンがどれだけやれるか。
名古屋がSWHに勝つのは勝つだろうが、ペドロコスタ監督がどんな采配をするのかというところに興味がある。

前半終了、名古屋[2-0]SWH

名古屋にとってみれば低調に折り返したように感じるだろう。僕からすれば、前半はまあこんなもんだろうという感じだ。
後半4分、8分、9分と名古屋が得点して、5-0となった。このままいくと湘南との得失点差がひっくり返るかもしれないという予感がする。湘南に追いつくのにあと4点。ひっくり返すにはあと5点。

今大会の名古屋の流れを変えた(?)、後半残り6分41秒のタイムアウト

名古屋は後半残り6分41秒、タイムアウトを取った。
タイムアウト後、SWHを相手にパワープレーを開始したのだ。

僕は、ああ、やっちまったなと感じた。
これで名古屋が湘南に追いつく可能性が減ったと。

試合の目標がブレてはいけない

湘南と東温の試合は、既に結果が出ていた。
湘南の得失点差は2試合を終えて「+21」。
名古屋は現時点で「+12」だ。

得失点差で湘南を上回るつもりなら、(仮にパワープレーがそれに近づく最良の手段だと考えているなら)後半開始時に2-0の時点でパワープレーを始めなければならない。もっと言えば、この試合の最初からしても良いはずだ。試合の目標が「この試合に勝利すること」ではなく、「10得点以上かつ9点差以上の勝利」という結果をノルマにするのであればの話だが。

残り11分で5-0になったからそのままの流れでいけそうだと思ったが、その後4分間で追加点を奪えない、得点状況が変わらないのでパワープレーをしようというのは、試合の目標がブレている証である。

疲労困憊の相手にパワープレーをすることの是非

地域リーグのクラブが、Fリーグクラブとのタフな試合を2日続けてしている最中の、その2試合目の後半の疲労度を考えると、名古屋はパワープレーを選択するよりもそのままFP4人で攻撃を続ける方が得点を奪えたのではないかと、僕は思う。

パワープレーは、(想像の範囲でしかないが)既に足が止まりつつあるSWHのディフェンスを楽にさせたのではないか。
仮に、7分弱のFリーグクラブのパワープレーを4点以内に抑えなさいと言われたらどうだろう。守りきれないこともないのではないか。

名古屋がパワープレーで勝ち取ったものと、失ったもの

名古屋は結局、パワープレーで2点を追加し、7-0で勝利した。
チャレンジしたが、ノルマの10点には届かなかったという結果だ。

2連勝しているのに、不満足な結果。失った自信。
明日の直接対決、最悪、引き分けでも負けるという事実。
はじめからビハインドを負うという事実。

湘南のストロングポイント

湘南には、得失点差によるアドバンテージの他に、ストロングポイントが2つある。

  • この大会に優勝したことのある、ロンドリーナのDNAが息づいている。
  • フィウーザという守備の切り札がいる。

まとめ

上記の要素すべてを鑑みたうえで、僕は湘南の勝ち上がりを予想した訳です。
ただ、この予想の根拠をつらつらと書いた記事も、外れればお蔵入りになるわけで、部外者というのは本当に気楽なものです。

最近特に感じるのは、この大会の目標を「絶対に優勝」と掲げているチームが、あまりにも少ないのではないかということです。

「(地域リーグなら)Fに勝って決勝ラウンドに進みたい。」「1試合でも多くこのメンバーで戦いたい。」「昨年よりも良い結果を出したい。」という謙虚な発言はよく目にしますが、「必ずうちが優勝する」というのはあまり聞きません。

まあ、それもすべてはチームのブランディング上の戦略なのかもしれません。
大ぶろしきを広げるような発言は特にSNSでは嫌われやすいし、有言実行できれば恰好はいいけれど、できなければ格好悪いというのも分かりますが、実際はどのチームも優勝を目標にしている訳ですから、もっと強気な発言をしても良いのではないかと僕は思います。

ともあれ、今週末の決勝ラウンドが楽しみです。

 

今日も最後までお読みいただいてありがとうございました。



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