今回の地域チャンピオンズリーグには残念なところがいくつもある。

本日2月17日(金)から、第17回フットサル地域チャンピオンズリーグが愛知県2か所と岐阜県1か所の計3会場を使って行われている。
全国各地から16のチームが、しのぎを削っているが、初日の予選それぞれ2試合を終えて、4グループ中3グループで首位チームが確定してしまった。

詳細は当サイト内のこちらのページを。
SuperSports XEBIO 第17回地域Fチャンピオンズリーグ(2017年2月17日(金)~19日(日))

16チームは多すぎた。

今回は、9地域の地域リーグ優勝チーム+(関東2、東海2、関西2、九州1)の合計16チームで開催されている。
かつてのように12チーム開催のほうが、バランスが取れていたように僕は感じる。
4チーム3グループの予選リーグ各グループ首位と、ワイルドカード1位(2位の中で成績最上位チーム)が準決勝に進む、あの形だ。12チームの内訳は、9地域+登録数上位2地域+開催地域というような感じだったか。

16チームにしたおかげで、トータルで6試合を多く消化しなければならなくなった。

予選会場が3つに分かれてしまった。

全国大会の醍醐味は、普段見られない地域の強豪チームの試合が見られることだ。
しかし予選リーグの会場が3つに分かれてしまったことで、1度に見られるチームは多くても8チームに限られてしまった。応援しているチームが4チームの会場だったら、4チームしか見れないのだ。これはつらい。
これは、2面設営できる体育館が3日間確保できなかったことと、上にも書いたように出場チーム数増加で試合数が増えたことによるものである。

抽選の結果がギリギリまで発表されなかった。

3会場のうちどこの組み合わせに入るかという問題は、チーム関係者や観戦者にとって、とても大事な問題である。
1月末までリーグ戦が行われている地域があったから仕方がないのかもしれないが、組合せが発表されたのは、開幕11日前の2月6日だった。

これではじっくり宿を選定して予約する余裕がない。
選手や観戦者のことを最優先にしているようには、とても感じられない。

ワイルドカードが無いと、消化試合が増える。

今回は2日目18日に行われる予選リーグの残り試合が、8試合中、7試合が消化試合となった。首位の決まっているチームは、できるかぎり準決勝に疲れを残さない戦い方を選択するだろう。僕でもそうする。勝負師なら当たり前である。

敗退の決まっているチームは、明日の試合が今シーズン最後の試合になるところもある。もちろん頑張ってほしい。しかし言い方は悪いが、相手がやる気半分の相手になるかもしれない。

試合順に有利不利が生まれた。

これは、1グループの試合を同時進行できない弊害である。すべて2面開催できるなら、この問題は起こりえなかった。

各組の4つ目の枠のチームは、初日に2試合連続の試合があるのだ。2試合目と3試合目の間の謎の空き時間は、この不利を多少でも和らげるための苦肉の策だが、はっきり言おう。これは明らかな不利だ。

SWH Futsal Club 大和撫子/VIORA藤枝 Lucha Brillo ヴィンセドール白山

上記4チームが2試合連続の試合順になったチームだが、いずれのチームも初日で予選敗退が確定したのは果たして偶然か否か。

ひとつのグループだけ、当日に会場の移動がある。

(この項目は2/18に追記。)

Cグループの1位になったチームのみ、2日目の1試合を終えたのちに、準決勝のために一宮から名古屋まで移動しなければならない。
距離にしておよそ50km。
近いから良いとか、そういう問題ではない。公平性に欠けているのは、間違いない。

あまりにも告知しなさすぎではないか。

この記事のアイキャッチ画像にもなっているポスター。(画像はAがりゃんせのIさんからいただきました。感謝。)
僕がこのポスターを見たのは、昨日。つまり2月16日(木)である。開催の前日だ。
フットサルかぶれのこの僕が、前日に初めて大会のポスターの画像を見たのである。
毎年そうだ。会場に行って初めて、ポスターの存在を知る。

これはあまりにも告知しなさすぎではないか。

まがりなりにもスポンサーの付いている大会である。何を提供してくれているのかは不明だが。

頑張っている人を非難したいわけではない。

僕はけっして連盟の役員さんを非難したいわけではないし、大会出場チームを非難したいわけでもない。
来年以降は、もっと大会を盛り上げて欲しいだけである。

今大会が失敗とは言わない。が、もっと良い大会にする努力はできるはずである。

今日も最後までお読みいただいてありがとうございました。



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