大混戦の2017関西フットサルリーグ1部の状況を整理してみた。

関西フットサルリーグも全13節中の8節を終えて、上位陣の優勝争いと下位の残留争いが白熱してきました。

残りはたったの5節なので視点を変えて状況を整理してみよう

13節のうち8節を終えたので、残りは5節です。
関西1部は12チームの総当たり1回戦なので、それぞれのチームは年間に11試合を行います。
各チーム2節ずつお休みの日があって、その日は運営を担当するわけですね。そのため、消化した試合数が6試合のチームと7試合のチームが混在しています。

暫定順位だと、いまいち状況を把握しにくい。

残り試合が4試合のチームもあれば5試合のチームもあるので、暫定順位はあくまでも現勝点で上から並べたにすぎません。

そこで、いつもツイッターでお世話になっているさんのツイートを参考に、関西リーグ1部の残り試合を整理してみました。


到達可能勝点という考え方

さんのツイートで初めて見て「なるほどな」と感心した、到達可能勝点という考え方。
どのチームも自分のチーム目線ではこれを考えているはずなのですが、全チームのものを整理すると、色々見えてきそうです。
残り試合をすべて勝利したと仮定した場合の最終勝点を、到達可能勝点として、残り試合の対戦相手の暫定順位を表にしてみました。

暫定
順位
チーム
試合

勝点
到達
可能
勝点
残試合対戦相手(暫定順位)
8/20 9/2 9/9 9/24 12/10
1 ミキハウス 4 18 30 8 11 3 10
2 バディ 5 15 30 4 3 7 5 6
3 SWH 5 13 28 8 2 4 1 9
4 ヴァクサ 4 13 25 2 3 12 7
5 リンバロ 5 12 27 12 11 10 2 8
6 同志社大 4 12 24 7 9 8 2
7 ジャグランカ 4 10 22 6 9 2 4
8 フエルテ 4 10 22 3 1 6 5
9 あがりゃんせ 4 7 19 7 6 10 3
10 フュンフ 5 4 19 11 12 5 9 1
11 神戸大 4 1 13 10 5 1 12
12 セット 4 0 12 5 10 4 11

 

今後の関西1部リーグの見どころ

優勝争い

優勝争いは到達可能勝点からみると実質、ミキハウス、バディ、SWH、リンドバロッサの4チームに絞られたといっても過言ではないでしょう。ヴァクサは現在4位ですが、到達可能勝点が25では優勝は厳しいとみるべきかと。
上記の4チームの中でも、残り試合の対戦相手が8位・11位・3位・10位という、比較的下位との対戦を残すミキハウスが最も優勝に近いと言えるでしょうね。

リンバロは残り5試合全勝で、他の上位陣が星の潰し合いをすれば大いに優勝の可能性があります。

優勝争いで今後もっとも注目したい5試合

優勝争いにおいて最も注目したい試合は、次の5試合でしょうか。

  • 8/20(日) バディ vs ヴァクサ (和歌山市民 14:00)
  • 9/2(土) バディ vs SWH(滋賀県立 18:00)
  • 9/9(土) SWH vs ヴァクサ(八幡市民 14:00)
  • 9/24(日) SWH vs ミキハウス(生駒市総合 16:00)
  • 9/24(日) リンバロ vs バディ(生駒市総合 12:00)

地域CL出場権争い

地域リーグのチームにとって、地域リーグで優勝することよりも地域チャンピオンズリーグで優勝することのほうが大きな価値を持つのは、今や誰もが感じていると思います。そんな価値ある大会への出場権争いは、チームの年間の大きな目標の一つであるはずです。

地域CLの出場権が今年も3位までだという前提で、3位の勝点が21~23程度に落ち着くと仮定すると、現実的にみて可能性が残るのは現在6位の同志社大ぐらいまででしょう。

やはり本命は老舗3強か。

地域CL争いを考えると、しっかりとした監督と経験値のある選手を揃えた、ミキハウス・SWH・ヴァクサの3チームが本命でしょう。バディは残り5試合全てが強豪相手で、いかに1試合1試合結果につなげることができるか。詰めの甘さは見せられません。

京都の2チームには頑張ってほしい

僕には、できることなら次は京都のチームに地域CLで日本一になってほしいという願いがあります。本当はフュンフバインが地域王になってほしいですが、今年は無理なので・・・(苦笑)。

リンバロは主力選手が数名抜けた後の得点力がどうなるか。経験あるフィクソは沢山いるし、守備力には全く問題はないように思います。問題は攻撃。村橋監督の采配も見どころですね。

同志社の年間最大目標は今月末に全国大会が行われるインカレ(8/25(金)~27(日)@大阪府岸和田総合体育館)で日本一になることでしょうし、関西リーグ残り4試合をすんなり全勝できるとは到底想像できません。しかしながら前節では地域リーグトップクラスの王者SWHを4-2で下すという快挙を成し遂げたり、大学クラブのくせに全日本フットサル選手権に出場したり、Fリーグのバサジィ大分を苦しめたりと、時折スーパーサイヤ人のように覚醒して数々の奇跡を起こしてしまう彼らです。同志社が地域CL出場を決めても、今さらもう驚きませんよ。いや、驚きますけど。

 

残留争い

12位が自動降格、11位と10位が関西2部との入替戦になるという前提で、9位以内に入るセーフティゾーンが勝点12点以上と仮定して表をもう一度見ると、今後のすべての試合のドキドキ感が倍増します。

勝点10の大阪2チーム。ジャグランカは大丈夫そう?フエルテは微妙なところ。

ジャグランカは残留しそうな気がしています。得点力があるし、勢い的にも雰囲気的にも良いような気がします。但し、対戦相手的には全く油断はできませんよね。なにしろ関西1部には、昨年2部に落ちなかったチームしかいないのですから。

対戦相手から見て、フエルテはかなり厳しい4試合を残しています。しかしながら1勝すれば残留圏内という明確な目標が近くにあるというのは、好条件ですね。

最も白熱しそうなのはあがりゃんせとフュンフの9位争い。

現在はあがりゃんせが勝点7、フュンフバインが勝点4ですが、そのリードはあまり意味を成しません。
フュンフは残留争いの直接対決を3試合残しているので、最も自力残留しやすいと言えますが、ひとつでも負けた時のプレッシャーは半端ないとも言えます。

光明が見えてこない、神大とセットスター。

6府県が関西1部に揃っていてほしいという意味では、セットスターには頑張ってもらいたいですが、落ちそうで落ちない神大にも、ずっと関西1部に居てもらいたいという気持ち。ですが、どちらか一方が最下位になりそうな予感もあります。

 

まとめ

こうして、到達可能勝点と残り試合の対戦相手順位を表にすることで、今後の試合が、よりドキドキしながら見ることが出来そうだということが分かりました。

これにプラスして、選手名鑑が出来れば、関西リーグ観戦が最大級に楽しめると思います。
選手名鑑のお話はこちら。

どのチームも頑張ってほしいですね。

今日も最後までお読みいただいてありがとうございました。



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