ミキハウスが3年ぶり4度目の優勝。関西リーグナンバーワンに最もふさわしいチーム。

フットサルの関西1部リーグ第12節を全5試合全て、見てきました。

第12節の結果 2017年9月24日(日)@生駒市総合体育館

( )内は前節終了時順位

10:00 あがりゃんせ(6位) 7-3 フュンフバイン(10位)
12:00 リンドバロッサ(5位) 2-12 バディ(2位)
14:00 セットスター(12位) 5-1 ヴァクサ(4位)
16:00 SWH(3位) 5-8 ミキハウス(1位)
18:00 同志社大学(8位) 7-5 フエルテ(9位)

この結果、最終節(第13節)を待たずして、ミキハウスの2014年以来3年ぶり4度目の優勝とバディの準優勝が決まりました。そして同時に両チームの地域チャンピオンズリーグ出場が決定しました。ミキハウス、バディの皆さん、おめでとうございます。

昨日のミキハウスは2004-06年頃の近鉄百貨店の姿を思い起こさせた。

2004年頃、(敬称略)大塚、塩谷、高橋、川上、村上、舘、国場、三宅など、体格が良くてサッカースキルに長けた選手が揃う中、加藤や山根など安定感抜群のゴレイロを擁していた近鉄百貨店。ミスター近鉄、大塚選手の盟友、野口選手がシーズン途中(だったと思う)に加入して、さらに2005年には楢崎(現フエルテ)や原田(現大分)など即戦力の若手が加入、最強のMag’s(マグ)を倒せるのは近鉄ぐらいだろうと、当時はまだ競技フットサルにハマり始めた頃の僕は、近鉄に期待と憧れを抱いていました。

昨日見たミキハウスには、Fを倒せるのは関西ではミキハウスぐらいだろう。という期待を感じずにはいられませんでした。

木村が選ぶMVPは、田村選手。

昨日の試合でMVPを上げるとすれば、13番 田村選手です。

18番 野口選手のSWHディフェンスを置き去りにしたトラップには会場から「オオッ!」という歓声が生まれました。8番 大畠選手のドリブルは素晴らしすぎました。大畠選手が右サイドカウンター突破からSWHゴレイロ森田選手にはじかせたシュートは、はじく角度も計算していたかのようなパスと言っても良いシュート。シュートパスにキーパー使うか!と。

ほかにも、2ゴールの15番 安光選手は終了間際のパワープレー返しドリブルなど随所に韋駄天ぶりを見せてくれたし、トラップでちょんと浮かして得意の振り向きボレーも見せてくれた34番 馬場選手、ミスターミキハウスは誰?と聞かれたら僕は彼の名を上げるであろう7番 塩谷選手はまさかの退場。ご本人には申し訳ないですが、あの退場のおかげで試合の見どころは増しました。

ゴレイロの14番 村島選手の復帰シーンは感動的で、その後のSWHのカウンターを潰す飛び出しのタイミングとポジショニング、難しいことをいとも簡単にやってのけるプレーは彼の真骨頂でもありました。

それでもなお、僕的MVPは、田村選手。
攻守にわたって、彼がいることでうまくいっていることがあまりに多い。10番 田中選手も常々そういう役割をこなしてきた選手なんだけど、昨日の試合では田村選手の働きが素晴らしかったです。

地域CLで是非とも優勝を掴んでほしい。

僕は根っからの、サポーター気質なんだと思います。それもかなりミーハーの。

凡才の自分は昔から近鉄に憧れていて、今のミキハウスにもやはり憧れのようなものを抱いている。
カッコつけてもそれが嫌味なく似合うスマートさや、おしゃれなテクニックとか、センスとか、自分に無いもの、逆立ちしたってかないっこないものに、羨望のまなざしを向けているような感覚を持っています。

ミキハウスの皆さんには、是非とも地域CL優勝を勝ち取ってきていただきたいと思います。

今日も最後までお読みいただいてありがとうございました。



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