どうも、CAMPFIRE(キャンプファイヤー)さんでクラウドファンディング掲載中の木村です。
掲載中のプロジェクトは以下です。
前回のお話し
プロフットサル選手の新しい概念を生み出したい。Fリーグの将来のために。
初めてお読みになる方は、できれば上のリンクから読んでください。
(また木村がわけの分からんことを始めたな。)
(どれどれ。どんなんか見るだけ見てやろうやないか。)
(なーんや、今さらブランド起業なんてありきたりやな・・・。)
こんな風に感じた方も多いでしょう。
直感的に、このクラウドファンディングは失敗しそうだなと感じた方も多いと思います。
そもそも、木村にデザインセンスなんか無いではないか。いつ見ても同じ服着てるし。と思った方も多いでしょう。
僕もそう思います。
フットサル業界には、星の数ほどのブランドがあります。
その中で、成功しているブランド、広く認知されているブランドは、ほんの一握りしかありません。
おしゃれで自由な職業イメージとは裏腹に、これからブランドを起業する方に対して感じる、ネガティブな印象は拭い去れません。
今さら。
ありきたり。
既出感。
ありがち。
そんなんでやっていけるのか?と。
でも大丈夫です。
なぜなら僕が立ち上げようとしているのは、これまでの常識を打ち破る、画期的なブランドだからです。
これまでのスポーツブランドと、フットサル選手の関係
多くのスポーツ(フットサル)ブランドが、チームや選手に対してスポンサードしています。
スポンサードの内容の多くは、自社製品の提供。
スポンサーの多くが、選手に対して自社製品を提供しています。
無償提供の場合もあれば、値引きして安く提供するという場合もあります。
各ブランドは、それぞれのチームや選手に対して、年間予算を決めて、「春夏モノ」「秋冬モノ」の製品を季節ごとに提供します。
その見返りに、チームや選手はできるかぎりそのブランドを露出、宣伝して、できる限りそのブランドの商品が売れるようにお手伝いをします。中には選手に商品を安く卸して、それを広く販売してもらうという契約もあるでしょう。
【例:年間50万円分の商品提供を契約した場合】
例えば、選手に対して定価ベースで年間50万円の商品提供をしますと、仮に原価率が30%の商品とすれば、メーカー側の経費(広告宣伝費)は年間15万円です。(送料等は考慮に入れていません)
ということは、選手は月々12,500円の報酬をもらって、そのブランドの宣伝をしているのと同じです。
すげー!50万円分ももらってるの?そりゃ頑張って宣伝しなきゃ!
我々一般人からしたら(さすがトップレベルの選手はやっぱり待遇も違うな)と感じるでしょう。
そして、金額の問題ではなく、100円でも1,000円でも、サポートしてくれるのであればその御恩に報いなければならないと思うでしょう。
しかし、フットサル界の常識とでもいうように当たり前に交わされているこの契約は、じつはシステム上、たいへん大きな問題を抱えています。
たかが月々数万円の報酬で、選手が被る損失は計り知れない。
例えば、選手・スタッフ全員にウェアを提供してくれるブランドと契約を交わしているクラブに所属する選手が、そのブランドと競合するような自分のオリジナルブランドを起ち上げて大々的にビジネスを展開することは、道義的に憚(はばか)られます。
今どきフットサルブランドを作るのは、誰にだってできる。
ブランド名を決めて、ロゴをデザインして、服などを作って、売る。たったこれだけです。
今どき、素人でも作れるのです。
知名度の高いフットサル選手がブランドをプロデュースして、アイテムを作って売ることは、一般人がするよりもはるかに効率が良いのに、しかも比較的簡単にできることなのに、月々数万円の契約にしばられているせいで、大きなビジネスチャンスを制限されていると言えます。
僕が目指す、フットサル選手とブランドの関係
選手が商品をプロデュースして、選手が宣伝して商品を売ります。
売り上げから経費を除いた利益のすべてを、選手は収入とすることができます。
ブランドはそれを販売するプラットフォームを作ります。
選手は自分の好きな色使いで、自分の気に入ったデザインの、こだわりの機能を持つ商品を、僕が提供するブランドを使って、販売します。
フットサル業界が変わらなければならないのは、競技に関わる部分だけではない。
業界全体をマクロ視点で見て、どこかに集中してしまうお金の流れを、その一部でもトップ選手に回るように変えていくことはできないかと、僕は考えました。
そして、フットサルが抱えている市場を業界全体で見た時に、最も大きな市場が、フットサルアパレル市場なのではないかと思ったわけです。フットサルアパレル市場のお金の流れを変えようとしたときに、その障壁となっているのが、これまで当たり前に行われてきたスポンサーシップなのではないかという結論に達したわけです。
次回:なぜ僕がやるのか。につづきます。
今日も最後までお読みいただいてありがとうございました。
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