フットサル日本代表が強くならなかったのは誰のせいか。

フットサル日本代表が強くならなかったのは誰のせいか。
フットサル日本代表が強くならなかったのは誰のせいか。
Photo by Adi Goldstein on Unsplash

2019年12月の初旬に、フットサル日本代表がスペイン代表と親善試合を行いました。

その親善試合の第2戦(日本 1-9 スペイン)をYouTubeで観戦したのですが、試合を見ながら自分が感じたことを残しておきたいなと思い、この文章を書いています。


フットサル日本代表はスペインと戦えていたのか

率直に言うと、戦えている選手とそうでない選手がいたように見えました。戦えているように見えた選手は、皆本選手、西谷選手、室田選手などです。ほかの選手は世界のトップレベルとの試合経験をもっと積まなければならないと感じました。

日本とスペインの差は何か

日本とスペインの差は、ひと言でいうと「強度」でしょう。ひと昔前に流行った言葉だと「インテンシティ」です。

筆者の好きな言い回しだと、距離感とタイミングとスピード。守備のときの「圧」の違いが歴然としていました。スペインは、近くて早くて速い。

戦えている選手はスペインの距離感やタイミングやスピードに適応できているけれども、戦えていない選手は適応できず、Fリーグの舞台ならできるはずの効果的なプレーが出せなかったように思います。


フットサル日本代表は強くなっていないのか

「いつと比べてやねん」というツッコミが入りそうな問いかけですよね。

分かりやすく、Fリーグ発足以前と比べて日本代表は強くなったのかどうか、つまりFリーグは代表強化につながったのかどうかを考えてみましょう。

フットサルの競技レベルは格段に上がった

外国人監督が招かれ、洗練された戦術や指導法が日本に入ってきました。外国人助っ人が何人もやってきて、日本人選手も世界基準のフィジカルや技術を習得する必要性が出てきて、フットサルの競技レベルは格段に上がりました。

競技レベルが上がったのに代表は強くなっていない?

代表は強くなったと思います。イランを除くアジアの中では今もトップでしょう。アジアの各国もぐんぐん力をつけてきていますが、それでも日本は今もなおイランに次ぐ飛びぬけた強国だと思います。しかし、だからといって世界のトップレベルと対等に戦えるかというと、そこまで成長しているわけではなさそうです。

それはなぜでしょうか。


日本代表を世界トップレベルに引っぱり上げる土壌ができていない

日本代表を強くする土壌とは、なんでしょうか。筆者は2つ思いついています。

ひとつは、代表活動のチーム活動化

Fリーグの各チームからうまい選手を集めて、年に数回、何日か合宿をして、年に数回の親善試合をすれば強くなるんちゃうかという安易な考え。いわゆるオールスター方式。アホかと。まずはこの安易な考えを改めなければならないと思います。圧倒的に少なすぎる。

一度、名古屋オーシャンズと日本代表(オーシャンズ以外の選手)で、観客を入れて試合をしてみればわかるでしょう。いかにチーム活動が代表強化に必要か。

Fリーグ選抜が2018年から2年間に渡って想像以上の結果を見せてくれたことも、日常的なチーム活動こそがチーム強化の早道だということを証明しています。

極論すれば、日本代表チームが単独チームとしてFリーグに参戦したっていいとさえ筆者は考えています。

もうひとつは、守備の強度の世界基準化

こちらは本当に解決が難しい問題です。

Fリーグの各クラブはこれまで、たくさんのスペシャルな外国人選手を呼んで、Fリーグを世界レベルに引き上げてくれているように見えました。ところが、そのスペシャルな外国人選手に対する守備の対応として、(すべてのクラブがそうだというわけではありませんが、)「その力を無効化する」という方法をとりました。つまり、スペシャルな外国人選手の能力を出させないために、強く寄せず、遅らせるという方法です。

世界基準の「近くて早くて速い」守備とは真逆の、「遠くて遅い」守備方法ということになります。

かくしてスペシャルな外国人選手は、その能力を100%出し切ることなく無難にプレーできるようになりました。

守備の強度や質が格段に低いリーグで普段プレーしているのに、スペイン代表と対戦した時だけ急にギアを上げられるでしょうか。できるはずがありません。


親善試合の戦犯を探しても意味がない

日本代表が奮闘する姿をYouTubeで眺めながら、そんなことを考えていました。どうしてスペインとここまで差があるのか。差を縮めることができなかったのか。

誰のせいなのか。

代表監督のせいか。代表選手のせいか。JFAか。Fリーグか。Fリーグクラブの監督たちのせいか。

いや、フットサル日本代表が世界トップレベルと対等に戦えるほど強くなっていないのは、ずばり、競技フットサルに関わる全ての人々のせいだと思っています。もちろん筆者本人も含めてです。

そしてこの問題は、まだ微々たる動きですが、好転しそうだなと最近感じています。

その理由は、次回のブログに譲りたいと思います。

自分なんぞが語るのはおこがましいほど大それたテーマですが・・・。

今日も最後までお読みいただいてありがとうございました。



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